2022年06月17日 2022年度 第1回 協議会 | 延命化のための維持管理技術協議会(M協議会) | 協議会 | 近未来コンクリート研究会は、インフラを適切に維持管理することを推進する支援をするとともに、これから建設されるコンクリート構造物を長寿命化するための研究を行います。

2022年度 第1回 延命化のための維持管理技術協議会(M協議会)
2021年3月8日

2022年度の第1回の協議会が開催された。
今年度は、初期ひび割れ抑制技術協議会(C協議会)のあと、特別講演として「リグニンクリートの紹介」があり、その後、脱炭素技術協議会(S協議会)、延命化技術協議会(M協議会)の順で行われ、それぞれ参加者が入れ替わりながら、WEB参加が約8名、対面で12~13名の参加があり、それぞれ約20名の参加で協議がなされた。協議内容は以下の通りである。

M協議会(RC構造物の延命化技術研究協議会)の議論

 主査の極東興和株式会社部長の江良和徳氏から、総会での報告ないようについて、紹介があり、その後、「小規模RC橋梁の簡易点検要領(案)」を活用した点検と補修の社会実装事例の概要説明があった。
この「小規模RC橋梁の簡易点検要領(案)」は、近未来コンクリート研究会と一般社団法人コンクリートメンテナンス協会と共同で作成したもので、広島県土木協会とのコラボで簡易な点検で安価に済ませ、補修に経費が回せるように考えた企画であり、それを現場実装して証明することを目的としている。
今回のM協議会では、広島県土木協会の甲斐委員から、これらの点検要領(案)や簡易な補修を試行した事例が紹介された。簡易とはいえ、橋梁の劣化を予測できる方法として有効であり、さらにこれを進化させるための見学会なども企画することが提案された。M協議会には専門家が多く参加されていることから、調査に参加され、アドバイスを受けたいとの協力要請もあった。

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次回の協議会の開催は、9月6日に予定され、特別講演として共通の話題などの紹介も行う予定である。

配布資料