2021年度 第1回 協議会(C・M・S)
開催のお知らせ
近未来コンクリート研究会 代表 十河茂幸
平素から近未来コンクリート研究会の活動にご協力いただき、感謝申し上げます。
さて、2021年度第1回の協議会を下記要領で開催いたします。お繰り合わせの上、ご参加くださいますようお願い致します。
なお、今回はZOOMミーティングを併用し、会場に来られない方でもオンラインで参加が可能です。ご参加いただく協議会の活動を有意義なものとするため、議題に対するご意見を頂ければ幸いです。
記
1.概要・日時
S協議会 2021年10月5日(火)13:00~15:00
今年から開始するS協議会のSは、sustainable のSです。
カーボンニュートラルを目指して、どんなことができるか
議論をしながら進めていく予定です。
地球温暖化はすぐに対応しなければ間に合いません。
皆様のご協力に期待しています。
RC構造物の延命化技術研究協議会(M協議会) 2021年10月8日(金)13:00~15:00
今回も継続してメンテナンスのための協議会を開催します。
前回にまして、進化をさせていきたいと願っています。
初期ひび割れの抑制技術研究協議会(C協議会) 2021年10月8日(金)15:00~17:00
いよいよひび割れを抑制するために誰が何をすれば良いかを検討します。
工事発注者、設計者、製造者、施工者と連携しながら進めたいと考えています。
ひび割れを無害化するためにご協力をお願いします。
2.場 所 近未来コンクリート研究会 会議室
(広島市中区東千田町2-3-26福徳技研株式会社 3F)
現地参加とオンライン参加、どちらでも可能です。
※準備の都合上、出席・欠席のお返事をいただけたら幸いです。
2枚目の返信表に出欠やお名前などをご記入の上、事務局にメールまたはFAXで
返信をお願いします。(返信は10/4(月)までにお願いします。) 以上
2021年度 第1回
初期ひび割れの抑制技術研究協議会(C協議会)
2021年10月8日
日時 | 2021年10月8日(金) 15:00~17:00 |
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場所 | 近未来コンクリート研究会 会議室、WEB参加 |
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参加者 | 17名(うちオンライン6名) |
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C協議会(初期ひび割れ抑制技術研究協議会)が10月8日15時~開催された。
広島工業大学工学部竹田宣典教授を主査として、10月8日15時から参加者17名(内6名はオンライン)の参加によりC協議会が開催された。C協議会の冒頭で、初期ひび割れのうち、セメントの水和熱に起因する温度ひび割れと施工時のブリーディングが多いことによる沈みひび割れを対象とし、それらの発生要因と対策についてまとめられた3年間の活動報告が総会で報告されたことの紹介があった。
今回の協議会では、これらのコンクリートに生じる初期ひび割れを抑制するためには、発注者、設計者、製造者、施工者などの様々な立場において、積極的な対策を提案するべきであると、近未来コンクリート研究会の十河茂幸代表から出され、様々な議論が交わされた。また、協議会のメンバーから、抑制効果のある低収縮性のセメントを使用した事例や、フライアッシュを用いた事例、施工面で効果的な対策をして評価された事例など、様々な対策を講じられた多くの事例が紹介され、コスト面から費用対効果の検討が必要であるとの意見もあり、このC協議会で継続して次の2年間の活動につなげることとなった。
対象となる初期ひび割れを乾燥収縮ひび割れ、温度ひび割れ、沈みひび割れとし、ひび割れを抑制する対策には、材料面の対策、製造面の対策、施工面の対策のほか、誘発目地の設計面の対策などの効果が必要とされ、今後の進め方として、発注者・設計者・製造者・施工者がそれぞれの立場でひび割れを抑制できた事例を集めることとし、効果的な提案に向けて活動することになった。
次回の協議会の開催は、2月に予定されているが、特別講演として共通の話題などの紹介も行う予定である。