2020年8月27日 第1回 協議会 | 初期ひび割れ協議会(C協議会) | 協議会 | 近未来コンクリート研究会は、インフラを適切に維持管理することを推進する支援をするとともに、これから建設されるコンクリート構造物を長寿命化するための研究を行います。

2020年度 第1回
初期ひび割れ協議会(C協議会)
2020年8月27日

日時2019年8月27日(木) 10:00~11:45
場所近未来コンクリート研究会 会議室
(広島市中区東千田町2-3-26福徳技研株式会社 3F)
冒頭、十河代表から、新型コロナが収束していないことから、3密を避けてマスクの着用をお願いし、昨年10月28日から約10か月ぶりに開催することができたことの説明があった。本来は、2年間の活動成果を総会にて紹介できることが期待されたが、2019年度の第4回以降開催ができていないため、2021年度総会に向けて各協議会からの提案を行うこととするとの説明があった。

C協議会(初期ひび割れ抑制技術研究協議会)
広島工業大学工学部竹田宣典教授を主査として、初期の目標である初期ひび割れを抑制するための積極的な対策を提案するべく、議論がなされた。
 高知県での実施事例が、第24回土木施工管理技術論文で最優秀賞を受賞したことの紹介があり、フライアッシュの有効性の評価のほか、施工での対応が功を奏した結果が示された。これに対して中国電力のフライアッシュ(エコパウダー)の紹介があり、中国地方でも活用していることや、今後の活用に期待が示された。
 なお、今後はチェックリストの作成など、抑制策の提案に向けて活動を継続することとなった。