2026年9月4日 中建日報 近未来コンクリート研究会 3Dプリンタ施工事例など共有 E協議会は移行後初会合 | プレス情報 | 近未来コンクリート研究会は、インフラを適切に維持管理することを推進する支援をするとともに、これから建設されるコンクリート構造物を長寿命化するための研究を行います。

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2026年9月4日 中建日報 近未来コンクリート研究会 3Dプリンタ施工事例など共有 E協議会は移行後初会合

2026年9月4日 中建日報 近未来コンクリート研究会 3Dプリンタ施工事例など共有 E協議会は移行後初会合 | 近未来コンクリート研究会
近未来コンクリート研究会 3Dプリンタ施工事例など共有 E協議会は移行後初会合

近未来コンクリート研究会(十河茂幸代表)による2026年度第1回協議会が8月31日、広島市内で開かれ、施工性改善や環境負荷低減、延命化技術の3テーマ別に議論が展開。実会場とオンラインを合わせて延べ約60人が参加し、午前10時から午後5時までの長丁場にも関わらず、活発な討議が繰り広げられた。

3協議会での議論のうち、広島工業大学教授の竹田宣典氏が主査を務める「コンクリートの施工性改善技術研究(CII)協議会」では、協議会メンバーの福留開発が「3Dプリンタを用いた構造物の施工事例」と題して詳細な施工事例紹介を行ったほか、「後添加型流動化剤による施工改善実験」に関する現場実験計画についても協議。「四国地整でのフライアッシュの使用の特記仕様書」を題材とした意見交換もなされた。

一方、「脱炭素コンクリート技術研究(S)協議会」での議論を土台に、今年度から新たな協議会に移行した「環境負荷低減技術研究(E)協議会」では、広島工業大学教授の坂本英輔氏がこれまでの活動内容を報告したのち、「コンクリート材料としての牡蠣殻粉利用の可能性について」をテーマに意見交換を実施。環境負荷低減技術に関する現状や、今後取り組むべき課題などに関しても情報共有した。

さらに、コンクリートメンテナンス協会専務理事の江良和徳氏を中心に進めている「RC構造物の延命化技術研究(M)協議会」では、今年7月に奈良県で開催されたコンクリート工学年次大会の参加報告を行ったほか、同大会での投稿論文から劣化機構、調査診断、補修材料、追跡調査など延命化技術に関連する10編を抽出し、その概要を紹介。質疑応答なども行われた。

M協議会のもよう
同研究会は、分業化した異業種間の連携強化を図ることで、コンクリートの全体最適を目指すもの。19年の設立以来、3つのテーマ別に年3〜4回程度の協議会を継続開催するなど精力的に活動しており、次回協議会は12月1日に開催する予定だ。